実は...

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実は...

「ピンポーン」    「はーい」 「あなたの叔父からプレゼントです」 「やったー!!」女の子は目を輝かしてプレゼントを受け取った。 「じゃぁ、俺はこれで」と言いながら俺はすぐにここから離れた。 そしてドアが閉まったとたん、 女の子の後ろに複数のやくざたちが立ちはだかっていた。 「お父さん、これでいいんだね?」 「あぁ、上出来だ。」 そう言いながらリーダ格らしい男は笑みを浮かべながら そのプレゼントを取り上げて言った。 「これで準備は整った!!あとはこの中に入っている銃で...」 「この街を乗っ取ります!!」  「そうだ、みんなよくやった!多少の邪魔は入ったかもしれないが、 とにかくこの計画は成功する!!」   「はい!」   とこいつらが話していたのが、運び屋に銃をすり替えられたと 気づく少し前の話だった。 そのころ運び屋はというと、   「はぁ~、運び屋っていつもトラブルが付きまとうものなのか? とりあえずこの銃を売ってまたしのぐか...」とただただつぶやいていた
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