補う_1

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「ん、宮燈さん、起きて。なんかこの姿勢やりにくいです」 「いや、もう十分だから」  起き上がった宮燈さんに押し倒されて、脱ぎかけのバスローブを開かれた。あれ? と思ってると両手で膝裏を抱えられる。あれれ? と戸惑ってると、ぐちゅっと音がした。膣口から溢れてた愛液が、陰茎にかき混ぜられる音。 「ああぁっ、ん……」 「はあ……妻が寝かせてくれない、なんて幻想だと思っていた……」 「……ぁ……ん、んっ、熱い……」  さっきまで私の口の中にあったモノが、少しずつ膣内に入ってくる。とても気持ちいいから、びくびくと締め付けていた。「こっちの方がいい……?」と聞いてみたけど、宮燈さんはそれには答えずに、乳房を掴んで揺さぶる。浅い所をずりずりと擦られて甲高く喘いでしまった。宮燈さんは無表情だったけど、少しだけ上気している。  可愛いなあと思いつつ、どうしてこうなったんだっけ? と考えて、全部自分が悪かったなと反省した……。
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