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 努はいちかが死んだ後も、誰とも付き合わなかった。  いちかと同じくらい素敵な人が現れても、その人が努を好きになっても、いちかを忘れることなど出来なかった。  夏が来るたび、思い出す。  終わったはずの一夏の恋を。 (終わり)
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