海と美波
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ある日、釣りに行って竿を片付けていると純也がぼそりと言った。 「俺、美波のことが好きなんだ。」 えっ、と聞き返すと 「中学はともかく、高校はきっと、あいつ頭良いから島出て行くと思うんだ。」 と、俯いた。 島にはセンモンガッコウやリトウリュウガクというのをやっている高校がいくつかある。 でも、もっと勉強したい人は島を出て本土の高校や大学に通うのだと、いつか誰かが言っていた。
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