出会い(海羽目線)

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出会い(海羽目線)

短大を卒業して、IT企業に入社5年。 毎日がなんとなく過ぎていく日々。 大した恋愛をすることもなく、7月15日の今日で25歳。 友達からのお祝いメッセージは届くけど、祝ってくれる彼氏はいない 私、真野 海羽(まの みう)。 仕事終わりに、同期の佐伯 まひろ(さえき まひろ)と イタリアンを食べる。 「海羽 25歳おめでとう!!」 「ありがとう。5年連続で一緒にいてくれてーまひろー」 「ホントだよ。彼氏が祝ってくれるからごめんとか言われたみたいわー」 「言ってみたいーー」 「まあ。変な奴につかまってもしょうがないから、のんびりいこ!」 「まひろは、今野がいるからいいよね」 まひろは、同じ会社で同期の 今野 海人(こんの かいと)と つきあっていて、秋には結婚する。 「結婚しても私の事、見捨てないでね!」 「もちろんよ。私も海人も海羽を心配してるよ。」 「さー飲もう!まひろ何飲む?」 「・・・海羽」 「ん?」 「私、赤ちゃんできたみたいなの・・・」 「そうなんだ・・・ええーーーーーー。おめでとう!  いつ産まれるの?今野は知ってる?」 「ちょっと前に分かったんだ。海人には伝えた。喜んでくれたよ。  年明けくらいに産まれる予定。結婚式はそのままやる予定。  お腹が出てくるころだけど、やっぱりした方がいいって海人と  話したの。」 「うん。うん。無理はしないでね。いつもまひろが私を助けてくれるから  今度は私がまひろを助けるからね。」 「ありがと。なので今日は、お酒のめないんだ。ごめんね。  海人呼んで付き合わせよっか?」 「いいよ。大丈夫だよ。今日はお酒抜きでね。ダブルのお祝いだ!!」 まひろは入社してすぐに仲良くなった。美人でハキハキしててサッパリ した性格で、男女問わず人気者。今野もイケメンで優しくていいやつ。 そんな2人が入社して3年目頃から付き合い始めて結婚。 会社でも美男美女のカップルで周りのみんなに祝福されている。 私は普通の女子。ブサイクではないけど可愛くもない?まひろの女子力は 半端ない!でも私の女子力はかなり低い。 「海羽。今年のプレゼントは期待して!さあ、行くよ!」 「え?どこにいくの?」 「いいから、いいから」 と会計をすませて、つれてこられたのは、セレクトショップ。 「いらっしゃいませ。まひろちゃん。この方ね。」 「そうなんですよ。海羽、こちら海人のお姉さんの沙織さん。」 これまた美人な人だなあ。 「初めまして。真野 海羽です。 「初めまして。海人にもまひろちゃんにもお話聞いてます。  さっそくだけど、こちらへどうぞ!」 と奥の部屋に通される。そこにはいろいろな洋服やアクセサリーなどが ところ狭しとならんでいた。 「じゃあ。これを着てみて。」 と沙織さんに渡されてフィッティングルームに押し込まれる。 何がなんだか分からいまま、渡された洋服を着る。 「ねえ。なに??」 といいながらフィッティングルームをでると、 「やっぱり似合うよ。ねっ沙織さん」 「似合うわね。ステキ!海羽ちゃん」 普段は絶対に着ないような、薄い桜色でスカートの部分がマーメイド型のワンピース。おしりのラインが気になる・・・。 「次は、靴と小物ね。」 「え!え?」 バービー人形のようにあれやこれやと交換させられて、 「最後はメイクね!」 と、大きな鏡の前の椅子に座らされる。いつもの簡単なメイクとは違って 細かいところまで隅々塗られていく。 ヘアーをいじられてる事には疲れてウトウトしてた。 「・・ちゃん。」「海羽ー起きて」 はっとして目を開けると、そこには知らない女の人がいた。 「すみません。」 「何言ってんの!よく見て、海羽だよ。」 鏡の中の私は、いつもの私と全然違った。 「ほらね、ちゃんとすれば海羽は私よりもキレイなんだよ」 「まひろおおおおお。すごいよ。私じゃない」 「シンデレラプロジェクト大成功!私と海人で考えたんだ。  絶対に海羽は化けるって言ってたんだよ。で沙織さんに協力して  もらったの。ここは沙織さんのお店なの。」 実感がわかず、どうしていいか分からずボー然としてたら 「明日からまたいつもの海羽になっちゃうんだから。今日は特別に  ってことでシンデレラプロジェクトね!」 と話していたら今野が店にやってきた。 「おっいいじゃん。真野。」 「海人!でしょ!でしょ!思った通りだよね」 「今野ーーありがとね。」 「いつも世話になってるからな」 「してない。してない。」 「沙織さんもありがとうございました。」 「また遊びにきてね!」 と3人で店からでた。 「じゃあ。うちらは帰るから、残りの時間を素敵に過ごしてね!」 「え!」 「真っすぐ帰ってもいいし、どこかによってもいいし。  シンデレラプロジェクト楽しんで!また明日」 とまひろと海人は2人で帰って行ってしまった。 残された私は・・・ 「ひとまず、ふらっとするか。」 と歩いていたら、路地裏にステキな雰囲気のBARが目に入った。 いつもなら一人でBARになんて入れないけど、今日はいつもと違う私 だから勇気が出たのか入ってみることにした。 「いらっしゃいませ」 お店のなかも落ち着いた雰囲気で、イケメンのバーテンさんがいた。 「初めての方ですね。」 ヤバイ、ここは会員制とかなのかな。 「初めてでも大丈夫ですか?」 と不安そうに聞くと、バーテンさんはカウンターの奥に座っていた 男の人に目線を向けた。 その男の人は私をちらっと見ると、バーテンさんに何かつぶやいた。 そのつぶやきを聞いたバーテンさんは私に、 「どうぞこちらへ。」 とバーテンさんの前の席に案内してくれた。 「何を飲まれますか?」 「えっと・・・。すみません。お酒にあまり詳しくなくて・・・」  というと 「フッ」 とさっきのカウンター奥にいた男の人が笑った。 なによー知らないんだからしょうがないじゃない。一瞬不機嫌になった 私に気が付いたバーテンさんが 「分かりました。では僕にお任せしてもらってもいいですか?」 「はい。お願いします。」 「了解しました。」 とあっという間にきれいな色のグラスが出てきた。 「お待たせしました。お口に合えばいいですが」 「いただきます。あっ美味しい。優しい味ですね」 「よかった。ステキなあなたをイメージしました」 ステキ??私が??シンデレラプロジェクトすごい! 「ステキだなんて・・・」 「お世辞だよ」  また奥から・・・何なのあの人。 「透羽(とうわ)さん・・・失礼でしょう」 「へーい」 「すみませんね。あの方はここの常連さんなんですよ」 「いえ。大丈夫です。もう1杯いただけますか?」 「かしこまりました」 気分がよくてどのくらい飲んだか分からなくなってきた。 「大丈夫ですか?お水飲まれますか?」 「・・・今日、私の誕生日なんです。ずっと友達にお祝いされてて・・・  ステキな出会いってどこかにないですかね・・・」 「そうですね・・・。もう出会ってるかもしれないですよ。」 「え?・・・あの・・・お手洗いはどこですか?」 「あちらです」 「ありがとうございま・・・ と立ち上がろうとしたら、思った以上にお酒がまわってたみたいで 崩れ落ちそうになった・・・あっと思った瞬間に腰を抱きかかえられた。 「飲みすぎだよお前」 さっきの奥にいた人。近くで見るとバーテンさんよりワイルド系の イケメンだった。スーツ姿がとても似合う人だった。 「すみません。もう大丈夫です。」 と言ってるのに腰の手を離してくれない。 「大丈夫なので、離してください」 「俺と恋愛してみるか?」 とその人はニヤリと笑った。 は?何言ってるのこの人! 「初めて会った人と恋愛なんてできません。」 「出会いなんて待ってたってこない!」 「そんな事な・・・い」 間違ってはないと思うけど・・・分かってるけど面と向かっていわれると なんとなく腹が立つ。 「俺と朝まで一緒にいたら俺と恋愛したくなるかもよ」 「朝までって・・・。」 何なのこの人。 「いい女だよお前。何で出会いないんだよ」 「それは・・・」 いい女か・・・。 そっか今日はいつもの私じゃないんだ。いつもの私だったらこんな人と 出会ったり声をかけられたりしないんだろうな・・・。 「また店にくるか?」 「それは・・・分からない。」 だっていつもの私だったらここには来れない。 「じゃあ。やっぱり声掛けてよかった。お前が店に入ってきたとき  から俺の物にすると決めていた」 「は??馬鹿にしてましたよね」 「違うよ。話を聞いてたら可愛くて」 「・・・」 なんでこの人は、恥ずかしい事をさらっと言う。 「どうする?俺と恋愛する?」 「・・・・シンデレラ」 「何?」 「なんでも・・・」 私は今日はシンデレラだから、ステキな時間になるかどうかは分からないけど 自分から動かないと始まらないよね。 「・・・恋愛して・・・み・・・ま・・す」 その人はまたニヤリと笑う。 「よし。行こう。幸太郎。またくるよ。」 「はい。お待ちしています。」 とその人は私をエスコートして店をでた。 「近くに車があるから、そこまで歩けるか?」 「飲んでたんじゃないんですか?」 「飯を食いに行ってただけ。歩けないなら運んでやるけど」 「大丈夫です。歩けます。というかこの手なんとかなりませんか?」 「なんかこの手を離したらお前どっかいきそうで」 「行きませんから、手を・・・」 「イヤダ。離さない。俺はお前を俺のものにするって決めたんだ」 何をいっても、この人にはダメみたい。 「分かりました」 「じゃあ行こう。」 5分くらい歩いたところに真っ赤な車が停まっていた。 多分アレだよね。 「さあ。乗って」 助手席に案内される。 「どこに、行くの?」 「俺の家」 「家?」 「そう。ホテルの方がいい?」 「・・・・・」 「俺を知って欲しいから、家の方が手っ取り早いだろ」 「分かり・・・ました」 この人・・・すごい俺様ーーー。 「あっ。名前。あなたは、名前も知らない人と恋愛する気なんですか?」 と思わず吹き出してしまった。 「笑った顔もかわいいな」 かわいいとか普通にさらっというなあ。いつも誰かにいってるのかな? 「あの・・・。名前教えてください。」 「俺は、透羽。高科 透羽(たかしな とうわ)歳は30歳  仕事は、サービス業かな」 サービス業??ホスト? 「私は・・・海羽です。今日で25歳」 「誕生日かあ。で、おめかししてBARで1人でお祝いかあ。 「友達にお祝いしてもらった、帰りです。ステキな雰囲気のお店だったから」 「ふうん。名前どういう字書くの?」 「海に羽です。」 「俺は、透明の透に羽。羽つながりだな。 おまけに誕生日って、これは運命だな」 この人って・・・不思議な人。でも気になる人。 しばらくしてびっくりするような高級マンションに到着。 そして案内されたのは、最上階。 サービス業ってやっぱりホストかなあ。だからかわいいとか恥ずかしげもなく 言えるんじゃないのかな。 「適当に座って」 適当にって言われても・・・この広い部屋のどこに座れば・・・ 動けずにいた私をみて 「ソファーに座ってて」 「は・・・い。」 「何か飲むか?ってか、もうちょっと飲まないか?」 「・・・じゃあ少しだけ。」 とスーツのジャケットを脱いで、ネクタイを緩めて ダイニングテーブルに置く。 キッチンからシャンパンとグラスとおつまみを持ってきてくれた。 「海羽は仕事なにしてるの?」 海羽ってすぐ呼ぶんだあ。ホストだ絶対! 「事務やってます」 「高科さんは、なんで私に声をかけたんですか?」 「透羽でいいよ。」 「透羽・・さん」 「さんって。まあいっか。一目見て運命を感じたから」 「見た目ですか?」 「見た目も好みだよ」 見た目かあ・・・今日はシンデレラだからだなあ・・・。 話をしていくうちに、透羽さんが私の中にどんどん入ってくる。 でも透羽さんは今日の私に運命を感じてるだけ・・・今日の私。 これが最後だと思うからこの時間を大事にしよう。 お酒が進み、2人の距離が近くなる。 最初は向かい合わせに座っていたのに、今は私の隣に座ってる。 ふと沈黙になり、目と目が合う。 「海羽・・・。俺と恋愛しよ?」 と私の唇に透羽さんの唇が軽く重なった。 「ダメ?」 ワイルドな外見とはちがう少年のような顔で問う。 「私・・・でいい・・ん・・ですか?」 「海羽がいいんだけど?」 あまりにも甘い空気にどうしていいか分からず、思わず立ち上がってしまった。ごまかそうとして、 「お水もらおうかな」 とキッチンに行こうとすると、腕を引っ張られて後ろから抱きしめられた。 ドキドキが止まらない。 「ここにいろよ。どこにもいくなよ。」 「・・・」 「今日出会ったばかりとか関係ない。海羽、俺のものになれ」 透羽さんは私の顎に手をかけて自分の方に私の顔を向けた。 また一瞬沈黙が走る・・・。私は透羽さんと目が合った。 「目つぶって。キスできない。それとも目を開けたままキスする?  俺はいいけど」 といわれて私はあわてて瞳を閉じた。 その瞬間、透羽さんが私の唇に熱いキスをした。 息ができないくらい何度も何度もキスをする。やっと息継ぎができたとき には私はぐったりして透羽さんに支えられないと立っていられないほどに なっていた。 「そんな顔されたら、優しくできる自身ないなあ・・・」 と透羽は耳元でささやいて私を抱き上げ、どこかへ歩き始めた。 今私は、どんな顔をしているの? 扉を開けて、1度私を立たせてワンピースのファスナーを降ろして 床に落とすとまた抱き上げてフワフワしたところに降ろされる。 ここはベットルームかな?暗くて何も見えない。 透羽さんがをシャツとスーツのズボンを脱いでいるのがなんとなくわかる。 それから、下着姿の私の隣に透羽さんが寝転がる。 透羽さんの方に体を向けると、透羽さんに抱きしめられ、耳元で 「俺の事好きになって欲しい」 とささやかれる。もう好きになってる。 でも今日だけだからと思うと言葉が出てこない。 「すぐにとは言わない。ゆっくりじっくり俺を知って」 と透羽さんの唇が私の唇から首筋に動く。 「ヤ・・ダ・・・」 初めてじゃないけど、久しくしていないから緊張してる。でもだんだん 何も考えられなくなってる。透羽さんは首筋に何度もキスをする。 「跡ついちゃ・・・う」 「つけてるんだよ。俺のものっていうのを忘れないように」 と首筋の次は鎖骨へ胸へと移動しながら、ブラジャーのホックをはずす。 「キレイな胸してる」 「恥ずかしい。そんなこと言わないで」 次に胸のふくらみを確かめながら、先端にも口付ける。 「あっ・・・ン・・ヤダ・・」 「胸、感じる?」 「・・・・・・」 だんだん上昇してくる快感が恐くなって自然と涙がこぼれた。 透羽さんはビックリして動きを止めた。 「どうした?何かいやだったか?やめるか?」 私は首を振った。 「違うの、初めてじゃないんだけど、こういうことしばらくしてなくて・・ といっても付き合った人も、そういうことした人も1人しかいなくて・・ それがどんなだったかも思いだせなくて、こんなにドキドキしてわけわからなくなってきちゃうから・・・こわくなっちゃって・・・・。 「/////////」 透羽が自分の頭を抱える。 「ごめんなさい。めんどくさい女だって思ったでしょ?」 いくら見た目が変わったとしても、中身はやっぱり私なんだよね・・。 「イヤ。1人しかいないっていうやつに思わずイラっとした。 そんなの思い出さなくていいよ。それにそんなかわいいこと言ってると もう途中でやめられないからな」 と更に私を快感の世界へ導くべく、続きが開始された。 胸をさわりながら足元へ移動していく。そして太ももにキスをされる。 それから久しく誰にも触られていない場所へ透羽さんの指が触れる。 「ア・・・ン」 あまりの快感に背中がのけ反ってしまった。 パンティーを脱がされ、さらにそこを攻めてくる。 「も・・うヤメテ・・何も・・考えなれない」 「考えなくていい。俺の事を考えてて。」 「こわいよ。」 「久しぶりなんだったら、ほぐしとかないと痛みがあるかもしれないから。 でも俺ももう限界かも。入れてもいい?」 私は何度もうなずいた。 透羽さんがボクサーパンツを脱いで、コンドームを付ける。 「本当はゴムなんてつけたくないんだけどな」 「え!」 「このまま俺のものにしたいから・・・でもそんなことして嫌われたくない  からな。ちゃんと俺のものになったらその時はゴムつけないからな」 と謎の宣言をされた。 久々のことに体がこわばる。 「チカラ抜いて・・・じゃないと海羽の中に入れない」 そんなこと言われても・・・と思っていたら急にわき腹をくすぐられた 「やだやだ・・くすぐったい」 その瞬間に、透羽さんが私の中に・・・・ 「海羽の中に俺が入ったよ。」 すぐさま快感の波にのまれる。 「海羽の中。あったかい。」 でも、溺れる前に気になることもある。 「透羽さん?彼女さんとかいないんですか?」 「彼女いるのに、海羽にこんなことする?」 「そうですけど・・・」 「俺も忙しくて、出会いなかったんだよね。」 「嘘はつきたくないから言うけど、付き合った女はそこそこいた。 でもマジなのはなかった」 「そうなんですね・・・」 「海羽?そろそろ動いていい?」 「あ・・・はい」 透羽さんが私の中で動き始めるとあっという間に、快楽に溺れていく。 声にならない声で、自然と透羽さんを求めている自分がいる。 「海羽。俺を抱きしめて」 と言われて、透羽さんを抱きしめる。 「好きだよ。愛してる。海羽」 そんなことを言われたら、どうにかなっちゃう。 「透羽さ・・・ん。も・・う・・・・」 「俺もくる。一緒にいこう」 と透羽さんと私は、一緒に終わりを迎えた。 私は意識が遠のいていった。 しばらくして、目を覚ましたら、透羽さんの腕枕をされていた。 今、何時なんだろう・・・。帰らなきゃ。 透羽さんの寝顔をみたら決心が鈍る。でも、きっとメイクも取れてしまって いると思うし幻滅されるのも怖いから。 シンデレラタイムはもう終わり。 私は、下着をつけてワンピースを着て、静かにベットルームをでた。 透羽さんをおこさないように、テーブルのグラスやお皿を片付けて マンションを後にした。 家に帰ってシャワーを浴びる。 鏡に写った自分の顔をみて、現実にもどった。 体にはたくさんのキスマーク。 さっきまでの幸せの時間を思い出して涙が止まらなかった。
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