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「セクハラになるので、ちん×2は叫ばないでください!」
「でもな、俺は男だぞ……」
俺がぶつぶつと文句を言っていると、西海が抱えて歩き出していた。
「七歳とは思えません。どうしても、三歳児ですよ……」
「違う!!」
確かに、小学校では一番前の机で、しかも補助用の座布団を使用しなくてはならない。でも、俺は七歳なのだ。
西海は駐車場にバイクを止めていて、後部座席には、ヘルメットが置いてあった。それも、白で後ろに羽が付いていた。
「第九公安部に戻ります!」
「頼む」
西海のバイクで、第九公安部のあるデパートに戻ると、秋鹿と山根が相馬の資料をまとめていた。
「秋鹿、山根、ありがとう」
資料はデーターで保管されていて、俺は自分の席に戻ると、片っ端から読み始めた。
「何か気になる点でもありましたか?」
西海が、俺ガチビ達に命令していない事を気にして、端末を覗いてきた。
「どうして?」
「珍しく、真面目に読んでいるので驚きました」
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