第二章

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「ひゃあっ!?」 「上書きする」 「っんん!!」 後ろから首筋にキスをされ、吸われる。鏡に手をつかなければ身体が支えられなくて、震えてしまう。 「触られたところは、どこだ」 「っ!!」 ふるふる、と首を振って抵抗しても意味をなさない。 「ああ、そういえばここは触られていたな」 こり、っと胸の頂を刺激され、背がのけ反った。滑る手で拳を握り、刺激をやり過ごす。 「ん、あっ」 やわやわと胸を揉まれ、頂も摘ままれる。昨日無遠慮に触られたときとは違い、快楽を簡単に拾ってしまう。 昨日は気持ちが悪いだけで、気持ちいいなんて思いもしなかったのに、匡将さんの手に感じさせられて。 「ここは、許したか」 「っあ!!は、ぅ!!」 「どうなんだ」 シャワーも流れっぱなしなのに、くちゅり、と湿った音が聞こえたような気がした。秘部に触れられて、びくりと震えてしまった。痛みはなく、くちくちと入り口を弄られ、口から出るのは嬌声ばかり。 時たま、敏感な花芽に指を這わされて腰が跳ねる。 「言え、ここは、許したか?」 「ゆ、ゆぅ、して、ませ、ん!!」 必死で呂律の回らない状態で返事をするも、手は止まらない。 「許していたら、相手の男は殺す」 「ほん、ほんと、に。さ、わられ、てなっ、ああ!!」 一気に二本の指がナカに入り込み、濡れそぼったそこをかき混ぜられる。後ろに腰を引けば、匡将さんの身体にあたってしまい下がれず、前は鏡。逃げ場がなかった。 「イけばいい、身を委ねろ」 「ふ、ああああっ!!」 花芽を押しつぶされて、ナカに入れられた指をきつく締めあげてしまった。そのあとはシャワーで軽く洗い流され、もちろん秘部にも当てられシャワーが花芽を嬲って快楽を生み出し、悶える羽目になった。
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