22人が本棚に入れています
本棚に追加
https://estar.jp/novels/25695969/viewer?page=1
Jamieさんありがとう♪
「あ!貴方は!」
蒙古タンメンを手繰る手を止めて、屋台ラーメンの親父は片目をすがめた。
「冷やかしならいらんと言っただろう。中本が冷める」
「生き別れたおとうさん! ですかね?」
なにその疑問形。
「だって、眉頭のおっきいホクロが」
美紀が自らの眉頭をグイグイと押す。押し過ぎて変な顔になる。
「へっ、俺はお前の父親でも、ましてや」
おやじは夜空を見上げる。
「寅さんでもねぇ」
https://estar.jp/novels/25695295/viewer?page=2
味噌さん、Thanks!
最初のコメントを投稿しよう!