罰ゲーム

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「あ、そういえばアイス...」 君塚くんが思い出したように言った。 「あぁー!アイス忘れてたー!!!やばいやばい!」 袋の中のアイスを見ると、見事に全滅だった。 「永都がどうでもいいこと聞いてくるから...」 君塚くんが小さい声でムスッとしたように言ってくる。 「うわぁ全くもってその通りです...」 手を合わせて謝罪のポーズをしていると、 君塚くんは弾けるような笑顔でこう言った。 「まぁいいんじゃね?俺ら食べられたし笑」 わ、初めて笑ったとこ見た... 「君塚くん...」 「何?」 「今の顔もっかいして...撮りたい...」 「は??」 私がスマホを構えるとさっきの顔に戻ってしまった。 「えぇー!なんでもどしちゃうのー!!」 「撮らせるかど阿呆」 「酷い言われようなんですけど???」 もー、と言いながら笑っていたらいつの間にかみんなのいるところに着いた。
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