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合流
「お ま た せ〜!今帰りました〜!」
私が勢いよく扉を開けると、一気に涼しさが舞い込んできた。
「おー!買い出しおつかれ〜!」
私の声に気づいてすぐ駆け寄ってきたのはいかにも野球部ですって感じのオーラが出まくってる幼なじみの諒真だった。それに釣られてみんなが来た。
そういえば、と思い出してみんなに伝えた。
「ごっめーん アイス溶かしちゃった☆」
「「「はぁ!?!?!?!?」」」
えっ、ちょ、なんでそゆときだけ声が被るんですかあなたたち。
「いやちょっと遠くてさぁ〜...」
必死な言い訳をさがしていたら、
「俺が、引き止めちゃってただけだから。」
君塚くんがかばってくれた。
「君塚氏...」
私が感動していると
「気持ち悪い呼び方しないでよ...あと悠翔でいい...。」
渾身の距離を縮めようとした呼び方を気持ち悪い呼び方で済まされてしまった。でも、本人了承で名前呼びができるっ!
「よろしくね、悠翔!あ、私も優季でいいよ!」
「おーよろしく。優季。」
「「「いや何イチャイチャしとんねんゴルァ」」」
みんなからの一斉ツッコミに対して私たちは、
「「!?そんなのしてない!!!」」
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