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物語の舞台設定
こういうエッセイじみたこと書いたらどんな反応があるんだろ?と思ってたら意外に反応あって驚きました。
もっと前から書いてもよかったか…?
まぁいいや。
夏限定企画でいこう。
今回は物語の舞台設定。
私の書く現実世界の話は、ほとんどが横浜、富山、愛知が舞台になります。
具体的地名が出てこないとしてもこの3つがモデルになります。
この間、未苑さんに東横線の綱島駅が見抜かれたみたいにw
私が人生で住んだことのある場所はこの3つなので、
ここら辺がやはり一番描きやすいです。
そして、同じような場所を使うからというわけではないですが、物語の世界観が繋がっていることも多いです。
例えば、前ページの「It's Summer Vacation.」に出てくる脇役・松代実夏は、長編「go way」ではメインキャラクターで出てきますし、「さよならを言うために」でも割と重要な役として出てきます。
かつて佳作をいただけた「春が来てもずっと」の主人公・恭子が好きな優斗、そして恭子が初見で恋をあきらめる美優は「君は雪の日に外に出たくない」のメイン2人です。
『スピンオフ』とか『スターシステム』とかいうほど大袈裟なものではなく、同じ世界のあちこちで起きている事情を描いていきたいっていうのがあるためです。
この辺は、幼い頃に読んだ藤子不二雄先生のお話から影響を受けてるかなとも思います。
有名な話ですが、「ドラえもん」のあるお話で、「パーマン」の星野スミレが今でもミツ夫を待っているエピソードが出てきたり、「21エモン」のホテルの過去として19エモンが出てくるお話があったり、空にはオバQや怪物くんが飛んでいたり……と直接の話には関係なくても、知っている人がニヤっとする要素が込められています。
幼い頃にそんな藤子作品を見て「うわ、世界は繋がってるんだ。すごい!」と感銘を受けて以来、
自分の作品もそこはかとなく繋がりを持たせて書いています。
なるべく事前に読んでなくても自然に登場できるようにすることが結構難しいです……。
(参考)
「go way」 https://estar.jp/novels/25508819
「さよならを言うために」 https://estar.jp/novels/25508819
「春が来てもずっと」https://estar.jp/novels/25585337
「君は雪の日に外に出たくない」https://estar.jp/novels/25335953
では、また次回も夏だったら続きます。
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