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「左様。貴様はその小っさい天使から女神の力を与えられたのだろう? その力と俺の力を合わせなければ、あやつは倒せない」
魔王が指差す空が歪んでいる。今にも何か良くないものが出てきそうだ。
「どーゆーこと? 『魔王と戦う』って……私、魔王を倒すんじゃないの?」
すると、ぬいぐるみは首を横に振る。
「何を勘違いしているの? あなたが倒すのは、あの空にいる敵!
そのために、あなたには魔王と『一緒に』戦ってほしいのよ!!」
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