リボンの別れ

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「ん?あー…」 そう言いながら、スカートのポケットから青いリボンを取り出した。 「ねだられて困ったから外してた。」 「誰かにあげたのかと思いました…。良かった。」 「あげないよ!だって…決めてるもん。」 そう言って、私に近づいてきた。 「受け取ってくれる?」 私は両手を差し出して、リボンを受け取る。 「はい!」 そう答えて、力一杯都貴さんを抱き締めた。 「先に行ってるから…待ってるから。」 「追い掛けます…。」 窓際で私達は誓い合った。 ぱさっ 「えっ?」 私は都貴さんをベッドに押し倒した。 あの日みたいに。 「卒業サービス」 私は都貴さんのブレザーを脱がせた。
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