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「んっ、くっ…んゃ、」
緋水の左足上に跨り、首にしがみつく。
緋水は私の乳首を舌で遊びながら、下から私を見上げた。
視線だけで、私の熱が上がる。
緋水の右手は変わらずホクロを攻め、舌が乳首を舐め、左手が背中を撫で上げる。
弱点を一気に突かれ、私はその圧倒的な快感に眩暈を感じた。
「…濡れてきてる、」
意地悪な瞳を浮かべ、緋水が囁く。
「んーっ…」
私は躰を捩った。
この熱を緋水に伝えようと、声にならない声を呻く。
「ふぁ……」
「翠…」
ゆっくりとベッドに押し倒される。
寝具に染み付いた緋水の香りに包まれた。
見上げた先に、真剣な表情をした緋水がいた。
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