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『クロは明日も来てくれるよな? アイツは普通の人間と違って私を恐れない。 敬意という物をどこかに捨ててきたようだが、なぜか好意が湧くな』
『三王の一人とも数えられている色欲の王がサラ以外の人・・・・・・しかも男にご執心とは面白い! 』
『っ、いつから見ていたんだ、この道化師!』
『さきほどですよ、部下の方が必死に探していたので手伝ってあげてるんです。 優しいでしょう?』
『知らん、騒がしいから消えろ』
『おやおや、相変わらず冷たい。 そんなんだから部下から愛想を尽かされ、ルシファー様の恩得を受けられないんですよ? アスモデウス様?』
『気安く名前を呼ぶな、メフィスト。 貴様くらいこの私が一瞬で殺せるという事を忘れるな』
『貴方こそ忘れないでください。 貴方が現在ご執心のクロくんの命は私が預かってるという事を』
『どういう事だ、遠回しに言わずハッキリ言え!』
『そんなに興奮なさらないでください。 彼はルシファー様の許可が降りるまでは殺しませんよ』
『──ルシファーに会わせろ、話をする』
『了解しました、色欲の王ダンタリオン様』
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