第6章 現れた黒幕

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『アスタロト様、どうやらベリアル様が気付いたようで地獄の街(ヘル・タウン)に結界を張りました』 『ああ、そうか。まぁ、なんとなく予見はしてたから別に驚かないが・・・・・・それより今俺が興味があるのはあの男だ。あーっと、Mr.だったか?』 『──!アスタロト様、ベルゼブブ様がすぐ屋敷に来いと呼び出しを。バレたのでしょうか?』 『今バレるわけにはいかない・・・・・・ベルゼブブ様には私の後ろ盾となってもらうんだからな』 『この地獄を支配するのは魔王でもベリアルでもない──『恐怖公』アスタロト様なんだからな』
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