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──ガタン、ガタン、ガタンッ!
「・・・・・・っ!」
窓ガラスの揺れる音に身体が跳ねる。
安堵する暇もなく、鼻が曲がるほどの強い臭いが漂ってきて思わず眉を寄せてしまう。
これは・・・・・・アスタロトが居るという事か?
「ク〜ロ〜く〜ん、あそびーましょー」
聞こえてきた声に身体が震えた。
何で名前知ってるんだ、とか、何で俺が居るって分かってるんだ、とか、色々と思ったがそれより今は恐怖が勝って右手を鼻の近くにかざした。
「ここかな〜〜〜!!!!?」
──バンッ!
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