よそのサイトのことなのだが

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よそのサイトのことなのだが

 それが何者であろうと、例えば深く関われば厄介なことになるのが明白なタイプであろうと、独りで悩んで助けを必要としているなら、やはり放っておきたくはない。役にたてるかどうかはともかく、そこで「誰も助けてくれなかった」という記憶だけが残るのと、「少なくとも手を差し伸べてくれた人がいた」という印象が残るのとでは、その人のこれからにとってずいぶん違う。 最低限「あなたは無意味で無価値な存在なんかではない」というメッセージは送れる。  そもそもそれこそがゲージュツカの仕事ではないか。  偽善的か? 薄っぺらい自己満足か? べつに結構。偽善でもなんでもかまわない。これが俺のエゴだ。
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