プロローグ

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プロローグ

「いらっしゃいませ~!!」 町角にある小さな花屋。 ここが、私の家。 ―――綺麗な花ですね。色も、香りも。 「ありがとうございます!」 ―――きっと、愛情をこめて育てているからでしょう。    私も買っていこうかな。 「ご自分に?」 ―――あぁ…まぁ、そうですね。 昨日、彼女に振られまして。 「まぁ!それなら、お客様にぴったりの花がございます!!」 ――――じゃぁ、お願いします。 これは、小さなお花屋さんが届ける、                  幸せの物語。
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