後書き お久しぶりです。突然ですが、完結します。

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後書き お久しぶりです。突然ですが、完結します。

2020年にはじめ、「不定期更新」としてきた当エッセイだが、2021年のキングオブコントで空気階段が優勝した、という記事以降、まったく更新できていない。さすがに「不定期」すぎる。 ずっと「休載中」なので気がかりになっていた。本当はもっと取り上げたい芸人がいたのだが、思い切って完結設定をしたいと思う。 エッセイをはじめたきっかけである「書く習慣を身につけたい」を達成できた、というのも完結設定したい理由のひとつだ。 エッセイを書く習慣は身につかなかったが、2020年の7月からほぼ毎日、何かしらの文章を書き続けてきた。書いたものを読み返すだけの日もあるが、毎日自作小説のことを考え続けていることに違いはない。 これは、昔の私からしたら、全く考えられないことだ。 「書きたい」という気持ちばかりくすぶって、それでも「書く」には至らなくて、ずっとモヤモヤしていた。ちょっとしたメモやショートショートもどきを書いただけで満足していた。でも、心のどこかで「これではいけない」と思う自分もいて、全然落ち着かなかった。 今でももちろん、「うまく書けない!」「いろんな誘惑に負けて執筆速度が遅い」等という自己嫌悪はよくあるが、今の私は「短編を何本も完結させた経験がある私」だし、「長編が書けるようになった私」だ。「始めた物語を、責任をもって終わらせることができる私」だ。昔とは違う。 今思えば、昔の作品は「小説」になりきれていなかった。この2年で、上手くなったと思う。まだまだ至らない部分ばかりで嫌になるが、それでも、昔と比べたら、小説らしい文章を書けるようになった気がする。 たくさん書いた分、できるようになったこともあるし、逆にできなくなったこともあるし、他の人と比べて打ちのめされることもあるけれど、私はきっと、これからも物語を書き続けるのだと思う。書き続けたいと思う。 書きたい気持ちだけは一人前で何も書いていない自分よりも、拙くても文章を生み出そうともがく自分の方が好きだから。 こう思えるようになったのは、読んでくださる皆様のおかげです。また、止まることなく書き続けていらっしゃる皆様を見て、私も頑張らないといけない!と刺激を受けています。本当にありがとうございます。 そして、できれば、これからもよろしくお願いいたします。 最後は全然お笑いと関係ない話になってしまいましたが、これにて「独り言ノート」は完結といたします。 長い間お付き合いいただきありがとうございました! 読んでくださった皆様のご多幸を祈って。 安積みかん🍊 (2022.08.10記)
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