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一つになる
須田は、じゅんのマンションのエレベーターの中で、じゅんを片手で抱きしめながら、もう、一方の片手では、すでに、ネクタイを緩め始めていた。「良太、いつもより、興奮してる。。。」
じゅんの部屋に入ると、須田は、我慢の限界のごとく、ワイシャツを脱ぎすて、じゅんを連れ、ベッドへ向かった。須田の盛り上がった筋肉質な身体に、赤紫の内出血の痕が点在していた。
その痕、一つ一つを、じゅんの舌先が舐め上げ、ベッドに腰を下ろす須田を快感で、のけ反らせた。
「痛っ、あっ、」
須田は、身体の痛みから、挿入の行為は出来なさそうで、じゅんは、須田のズボンのジッパーを降ろすと、痛めた身体を癒すべく、膝まづき、すでに勃起した、須田のモノを口に含み、舌と唇でじっくり、愛撫してた。
「あ、あ、あっ」
須田の悦楽に堕ちた、苦悶の表情は、じゅんを興奮させ、暫く、その顔を見ながら、行為に奉仕した。
「痛い?気持ちいい?どっち?」
じゅんは、須田のモノを含んだ、口の隙間から、声をだし、聞いた。
「気持ちいい。あっ。痛い。」
痛みがありながらも、それでも、身体は快楽を欲し、須田の手は、じゅんの髪を掴むと、優しく、上下に動かした。
「うっ、うっ、」
ぐちゅぐちゅ
じゅんは、要求に答えるべく、舌を絡ませ、吸いつくと、一生懸命に頭を動かした。
「じゅん、あっあああ、イク。」
須田が呻き声を上げ、じゅんの口の中にねっとりとした精液を放っと、ベッドにゆっくりと果てたが、すぐに、身を起こし、痛む身体で、じゅんを抱き寄せ、そのまま、うつぶせにした。
「ちょっ、ちょっと待って。良太、今日は、やめた方がいいんじゃない。。。?身体、大丈夫。。。?」
須田の手が、じゅんの身に付けていた衣類を、勢いよく、剥ぎとった。荒々しい呼吸から、須田のどうにもならない興奮が伝わってくる。
「我慢とか、無理。」
そう言うと、じゅんの白くて滑らかな尻の割れ目を両手で開き、舌を這わせた。いやらし音をさせながら、じゅんの下部は、須田の唾液で、ぐちょぐちょに濡れ、悦楽に耐えるために、手はシーツを強く掴んでいた。
「あん、あっ。」
じゅんの腰はよがり、自ら、動きをつけ、須田の挿入を煽っていた。
「今日は、できないって言ってたのに。。あっ、」
ぺニスが挿入されるのを待てない、じゅんの手は、自分の硬くなったモノを掴むと、腰を突きだし、上下に触り始めた。
「じゅん、いやらしすぎだろ。ちょっとは、待ってって。」
そう言うやいなや、須田は、ずっぷりと勃起したモノをじゅんの柔らかくなったそこに、深々と奥に一突きし、そのまま、止めた。じゅんの奥に須田のモノが存在を主張していた。
「あっ。あああ、あ~ん、凄い。。。」
須田の腰が動きをつけ、激しく打ち付けると、
二人の身体は溶け合い、一つになり、じゅんは、何度も激しく突かれ、絶頂に達した。
重なり合った身体は、お互いの鼓動を感じ、汗ばんだ二人の胸には、チェーンのネックレスが艶めいていた。
随分と、遠回りしたけど、今なら、はっきりと言える。
ずっと手にしたかったのは、君だけ。
僕の人生で、一番好きな人。
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