三曲目

1/1
前へ
/9ページ
次へ

三曲目

悪魔は笑ってた ↓ 不便のない生活お金はどこから? ↓ 仲の良い友達呼んでは ↓ 少年起こして朝まで踊る ↓ ゴミ屋敷は異臭を放ち高く積まれる ↓ 「あい」は母に似てゆく ↓ 少年は恐れていた ↓ 自分と同じように妹も辱しめられるかと ↓ まもるために、まもるために ↓ 必要な犠牲と言い聞かせて少年は踊る ↓ 痛みに慣れるに連れ躾は過激を極める ↓ 苦い棒を口に押し込まれる ↓ 首から下は⚫⚫⚫の押し跡だらけ ↓ ⚫⚫⚫を指示される ↓ ⚫⚫⚫⚫⚫⚫ ↓ ⚫⚫⚫⚫ ↓ 2016年6月梅雨時 ↓ 「あい」は美しく育つ ↓ 金髪碧眼愛されない理由などどこにもなくて ↓ 明朗快活まるで悲劇のヒロイン ↓ まもるは密かに恋をした唯一無二の可愛い妹 ↓ 例え世界の終わりだって尽くすと誓う ↓ ついに悪魔が扉を開く ↓ 不気味な笑い酒臭い笑顔 ↓ 逃げる天使のようなあいを ↓ 殴る蹴る 殴る蹴る ↓ まるで玩具 ↓ 生きているのに ↓ まるでぬいぐるみ ↓ 押さえつけられた少年は見守ることしか ↓ 殴る蹴る 殴る蹴る ↓ ⚫⚫⚫⚫⚫ ⚫⚫⚫⚫⚫ ↓ 彼らの心は確かに潰れてく
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加