事件は突然訪れる

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 黒雲渦巻く闇夜に、巨大な[頭蓋]が浮かび上がっていた。  どす黒く汚れた表面……瞳を失った凹みの中には、憎悪がモヤとなって渦巻く…… 「ホロォビロ!……ホロォビロォォ……!!」  これが破滅神の[声]なのだろうか、周囲の空気を振るわせながら、破滅の波動を撒き散らす……  そんな、恐るべき敵に、駆け出し冒険者であるシーカーズは勝てるのだろうか……
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