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トラックは、でこぼこみちをくだって、まちへいく。
すごくゆれて、ダンボールのはこは、にだいでぶつかり合った。
ふたがすこしひらいて、あおい空としろい雲がみえた。
シャンプー太郎がちょっと、かおをだしたときのことだ。
トラックがまたはねた。
シャンプー太郎は、はこからなげだされた。
ぴゅー、うううう、うううう。
すごいいきおいで、とびだした。
ひゅるるる、るる、るる。
シャンプー太郎は、ドポン! とおとをたてて、
どうろのわきをながれる、川におちてしまった。
「どうしよう。これじゃあ、おみせにいけないよ」
川はながれ、くだっていく。
シャンプー太郎はそのうち、ねむってしまった。
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