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「………どこ、ここ」
なんていうテンプレートな台詞を呟いてみるものの、返事は返ってこない。
いつもより軽い身体を起こすと、自分がかなり高価そうなベッドに寝ていたことに気づいた。
「とりあえず、これは俺の
ベッドじゃないな…」
一人暮らしの裕福でもない男子大学生がこんなふかふかのベッドで寝ていいものか。
というか、いつもより身体が軽いのはもしかしてベッドがふかふかなお陰か…?そうなのか……?
軽いショックを受けてから、長かった現実逃避を終わらせる。
さて。ここはどこだ。
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