プロローグ

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「一度でいいから幽霊を視てみたい!」 たまに耳にする言葉であるが、微弱ながら霊感を持つ私から一言。 「やめておけ、その一度で後悔するぞ。」 「私は霊感ないから大丈夫!」 肝試しの言い出しっぺの人などが言いがちな言葉であるが、以前同じことを思っていた私から一言。 「なぜ霊感がないとわかる?」 これから綴っていくこの話は、私が大学生時代に実際に体験した話である。 小説という形を取っているため少しは脚色などが入るが、基本的な内容はすべて実話である。 「どうせ作り話だろ?」 「嘘ばっかり」 オカルト現象に否定的な考えを持つ人がいることは私も重々承知しているため、すべての人に信じてもらおうとは思わない。 しかし、誰が何と言おうとこれから紡がれる物語は "すべて事実" である。 幽霊なんて信じない、という方はどうぞ途中でもよいので画面を閉じていただきたい。 私からの唯一のお願いになるが、実際に体験した人もいれば、オカルト現象に肯定的な人、興味がある人もいるので、そういう人達を不快な気持ちにさせるような言動(コメント等)だけはお控えいただきたいと思う。 それでは、心の準備ができた方から次のページにお進みいただこう。
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