転がるチェインソー

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転がるチェインソー

奴は兎に角仕事が速い。 いつも年代物のチエーンソーを持って山の上の方に登って行く。 どうやっているのかと思い、後をつけてみた。 数十メートル下で覗いていると、奴はチエーンソーを放り出した、転がりながら、印の付いた木々だけが倒されていく。 ギャッ、僕の隠れた木には印が付いていた。
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