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ちょっと一息
10年ぶりに執筆を再開し、色々忘れている事もあり、執筆の大変さを実感しています。
10年のブランクは余りに大きいです。
前作同様、心霊戦の描写に終始せず、除霊の内情や、教訓等を描写するように心がけています。
戦わなくて済むなら戦わない。ただ、戦わなくてはならない局面なら本気で戦う。
それが私のポリシーです。
ですので、戦いの中に格好良さを見つけるのではなく、戦いの裏にある人間くさい部分を描写しているつもりです。
月の影当時は魔物の相手が殆ど。
時々憑依やタタリがある程度でした。
ところが現在では、憑依は(あるにはありますが)少なく、多いのは呪い、生霊(念攻撃含む)、そして悪魔です。
当時に比べたら飛躍的にハードルは上がっています。
そんな状況だからこそ。
霊障の裏に隠れている人間の本質を浮き彫りにしたいと考えています。
10年のブランクの間に私が体験したことも含めながら新・月の影を執筆していきたいと思います。
月の影当時に読者になっていただいた方。
中にはご縁があって交流させていただいた方。
そんな方々のお名前を本棚やスターで拝見し、とても懐かしく感じています。
今回は当面困らない程度の大量のネタ備蓄はございますので、また長いお付き合いを頂けましたら嬉しく思います。
天祥
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