鏡の世界

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「ほら、起きなさい」 「ん…母さん?」 「もう…私以外誰がいるっていうの?」 「そうだったね」 笑いながら僕は起きる 「ご飯、できてるわよ」 目玉焼きとご飯を食べながらテレビを見る 「今日は何があるんだ?」 父さんにそう言われて「特に何もないよ」と笑って返す そして学校に行く準備をして、靴を履いて 「行ってきまーす!」 「行ってらっしゃい!気をつけるのよ〜」 走って家を出て 「おっ、おはー!」 親友に後ろから方を抱かれ 「おはよ」 笑いながら登校 「おはよう」 彼女もやってきた 「おお、今日は早いな、おはよう」 先生にそう言われて僕は笑顔で答えた 「おはようございます、先生」 あぁ、幸せだ こんな日々がずっと続けばいいのに
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