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『●月●日 雨
今日は、とても天気がよくないです。
ぼくの心にもざあざあの雨がふっています。
ツニッターで、ぼくは“小学生だけど小説家をめざしています”“新しい小説を書き始めました”“小説家になって、小説でごはんを食べていきたいです”ということを書きました。もちろん、先生がダメっていうように、ぼくの本当の名前や住んでいるばしょは書いていません。
ぼくが小説家になりたい、と書いたら。たくさんの人が、ぼくのつぶやきにコメントをしました。
応えんしてるよ、と仲良くしてくれる人は言ってくれましたが、そうではない人もたくさんいました。
夢を見るんじゃない、と言われました。
なりたいです、でなれるなら誰もくろうしないんだぞ、と言われました。
お前のひどいつぶやきを読んでいたら、だいたいどのくらいレベルの低い小説を書いているのかわかる、そのていどで小説家になりたいなんて言うなと言われました。
自分は真剣に小説家をめざしている、おまえみたいに実力もないのに、遊び半分で小説家になりたいなんて言われるのはおれ達へのぶじょくだ。俺たちにあやまれ、と言われました。
たしかに、ぼくは小学生です。作文がうまいと先生はほめてくれるけれど、プロの作家の先生達とくらべたら、ぜんぜんうまくないってことをわかっています。
きっと作家の世界というものはたいへんで、ぼくがしらないような苦労がたくさんあるのだと思います。でも。
ぼくだって、真剣です。一生懸命、小説を書いています。
遊び半分なんかじゃないです。
好きな小説を書いて、よんでもらいたいです。いつか、それが本になったらうれしいと思います。それは、いけないことなんでしょうか。小学生が、小説を書き始めたばかりのへたくそが、小説家になりたいと言ってはいけませんか。
今日は、悲しくて、五百文字しかかけませんでした。
ぼくは、どうすればいいかわかりません。』
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