今、何かを始める君へ

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『●月●日　くもり

　『ドラゴン使いコータの冒険』を毎日更新するようになってから、一ヶ月がすぎました。
　ほんのちょっぴりだけど、読んでくれるひとがいます。
　ブックマークは二件。スターは三個。とってもすくないです。でもぼくは、そのほんのちょっとの人が読んでくれるだけでじゅうぶんうれしいです。
　でも、なんだか怖いひともいます。

　この間、コータの冒険にコメントをくれる人があらわれました。
　ぼくの小説の書き方がまちがっている、とたくさん注意されました。
　別の人には、主人公のことがきらいだから早くしんでほしい、と言われました。
　さらに、表紙の絵がとってもへたくそだから、目に入ってくるだけできもちわるい。作品をさくじょしろ、と言って来る人もいました。

　とても悲しいけれど、怖いけれど、ぼくは小説を書くのをやめたくないです。
　だから誰かにやめろといわれても、お話をたくさんたくさん、楽しんで書くきもちにうそはつきたくないです。
　ぼくの作品はとてもへたくそかもしれないけれど、応えんしてくれる人がひとりでもいるなら、ぼくはだいじょうぶ。一生懸命書きつづけたら、きっと何かは変わるんだって、夢はつながるんだって、そう信じていたいです。

　今日は五千文字書きました。明日はもっと書きます。ぼくも、このお話の続きが知りたくてしかたないのです。』