二十一.「誕生65周年記念 ミッフィー展」

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二十一.「誕生65周年記念 ミッフィー展」

 突然ですが、皆さんは絵本は好きですか? 好きならどの絵本とキャラが好きですか?  自分は職業柄、本に囲まれているので絵本は毎日目にしています。子どもが絵本を読んでいるところを目にするのは良いものです。親子の読み聞かせも良いものです。兄弟姉妹間の読み聞かせはなお良いものです。そしてその絵本が大人になって良い思い出として残ったらそれを大事にして欲しい。その心を私たちは必ず守ります。  先の質問ですが、私のお気に入りは「ねずみくんのチョッキ」、「ちいさなマドレーヌ」、「はらぺこあおむし」、「ぐりとぐら」でした。大人になってからはうさぎ好きが高じて「ミッフィー」が好きになりました。ーーーそんなわけで今日はミッフィー展をやっているという立川に行って来ました。会場のPLAY! ミュージアムは立川のショッピングモール「GREEN SPRINGS」の中にあります。入ると自然豊かでお洒落な建物がいっぱいの、都会の喧騒を忘れられる眺望です。ちょうど骨董市をやっていたので軽井沢や山の中の市場のようでした。こういうところで売っているボタンやブローチはとんでもなくお宝に見えます。  9月12日までなので当日券などあるわけが無く、会場も大変混んでいました。もう「密とはなんじゃオラ」という感じ。しかし入場制限はしているおかげで全ての展示を落ち着いて見ることが出来ました。うぇーい。 abaeca3a-1701-458d-928a-fa68c3863c35  入り口のこの色が既にミッフィー。それもそのはず、作者ディック・ブローナ氏は子どもの眼をはっきりと捉える為に分かりやすい赤・黄・青・白・緑・茶色・灰色だけを使いました。その為「ブローナカラー」と呼ばれています。また悲しいことがあってミッフィーちゃんたちが涙することがあっても最後は絶対にハッピーエンドを迎えます。そうすることで子どもに「今日はいい1日だった。明日も頑張ろう」と思ってもらいたかったとか。  原画展でもあるので雪の日のミッフィーちゃんや飛行機に乗るミッフィーちゃんの原画がぶらり。ミッフィーちゃんはオランダでは「Nijntje(ナインチェ)」と呼ばれています。こちらもなかなか可愛い。当然原画はオランダ語なので「これがオランダ語かー」と英語とは全然違う異国語に感嘆。江戸時代の蘭学者は当然オランダ語を読めたので外国語が出来るというのは得だと思いました。  美術館に行ったらカフェに入ろうと意気込んでいたのでミッフィーちゃんにちなんだ食べ物を頼みました。それがこちらです。 066375dd-0a1e-4cdf-b970-002af15b1d39  キャラメルラテです。可愛い〜! つぶらな黒眼に「食うなと申すかっ」と悶絶しましたがまぁ、食べましたよ← 味はマシュマロでした。……しかし私はこの後非常に後悔することになります。それは次回分かります。今も頭痛い……  
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