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三十二.「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」
世間はオミクロン株が停滞して進まない台風以上の猛威を奮っているし、自分は血液検査の結果を待っていて心臓がバクバクしていますが洗えるマスクと不織布マスクの二重防備で東京駅ステーションギャラリーでやっている「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」に行って来ました。
いやーハリー・ポッター、一時本当にハマったんですよ。本当に大好きでした。今も好きです。ファンタビも2作とも観ました。あまりにも好きすぎて本は何箇所かのど割れしたし、受験時には親に漫画と一緒に隠されました。またホグワーツという舞台を借りてオリキャラを活躍させると言う2次創作みたいなことを書いたことも有りました。本当に懐かしい。日本魔法界と魔術学校の設定も考えたことも有ります。しょうもないおまけですが供養として次ページにあげます。
展示内容としてハリーが通ったホグワーツの授業内容ーーー魔法薬学、薬草学、闇の魔術に対する防衛術、魔法生物学、占学……を章ごとに分け、その元になった学問の歴史や文献を紹介していくと言うもの。小説の原画とか映画のものはほとんど有りません。ハリー・ポッターの世界を彩った魔法魔術の世界が垣間見えます。ダンブルドアやマクゴナガル先生の肖像画や山羊の胃から取れるベゾアール石やまさかの賢者の石の作り方まで有ります。書いてあることは本当に胡散臭い←ので絵画として楽しみました←やな楽しみ方。
ホグワーツの授業内容は本当に魅力的で「本当にこれ、児童文学として書いたのか?」と思うぐらい緻密でワクワクします。これだけ綿密な元ネタがあったらそりゃワクワクしますわ! また学問で実際に使われる占い道具や星座俯瞰図の模型も展示されています。マグルな私たちには道具を鑑賞するのが精一杯ーーー!
日本の著名な魔法使いは陰陽師の安倍晴明で決まりですが、彼がいない代わりに日本の魔法生物として龍と河童が文献とミイラとして登場します。河童のミイラとか胡散臭いことこの上なくて笑っちゃいました。河童は日本の魔法生物なので英国のハリーたちはきっと見ることは無いんだろうな。
当時魔法は神秘で有り、畏怖で有り、悪でした。現在の魔法は上の3つに加え、人々を魅了してやまないものになりました。魔法ファンタジーはハリー・ポッターが最初では無いし最後でも有りませんが彼らの世界と学問はこれからも老若男女を熱狂させて止まない文学として歴史に残るでしょう。
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