三十九.映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」

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三十九.映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」

 えー、この度、「TOHOシネマズ」の会員になりました。これで曜日によってはお得に映画を観られます。やったね! ばんばん観まくって冒険心と好奇心を満たしたいと思います。  会員になった記念すべき1作目は「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」です。ファンタビシリーズ第3作目。危険な本性を露わにしたグリンデルバルドと正面切って闘うことになります。  前作がだいぶ前なので忘れていることの方が多かったのですがグリンデルバルド、俳優変わりましたね。前のジョニー・デップも良かったんですがいかにもカリスマ性あふれる目立つ格好(と髪型)だったので今回のミケルセンの「一見普通だけど何かが人と違う」感の方がより良いな、と思いました。いつも思うけどハリポタ世代の対ヴォルデモート戦よりもニュート世代の対グリンデルバルド戦の方がよっぽど世界危ないと思う。  今回の魔法生物は一体何だろう、と思いつつも全く予備知識無かったので初っ端から吃驚。というかそんな大事なこと魔法生物に決めさせるの!? いつからそんな原始的に……いや魔法なんて本来原始的なものか……  今回はグリンデルバルドが暴走しているので始終緊張感バリバリで笑える場面少なめ。私にとっては1場面しか無かったorz あの蟹、そういう名前だったのか……でも兄と弟のやり取りが見られて良かったな。性格は全然違くても隣に居られる、というのは良いよね……姉妹のことを考えちゃうとorz 「ダンブルドア」の秘密に関してはアリアナとクリーデンスが辛い……最後は「良かったね……」と言いたいですがアルバスについては「若い頃は皆、馬鹿をやっちゃうよな💢」の一言。この頃の若い過信と驕りがハリポタ世代で後悔に結びつくわけだな。でもダンブルドアが最強なのは「過去」に囚われていてもニュートたちと「今」を見据えてかつそれを楽しんでいるからだと映画を観ていると分かります。  前作のラストがああだったので今回の最後に感涙ものでした。しかし新しい歴史のスタートはいつでも反感を呼ぶものです。4作目はそのことについての反発が新しい対グリンデルバルド戦の火種になると同時に人間界でも世界大戦の予感が。1930年代ってそういうことだし。  更に波瀾万丈、更に危険であろう4作目も楽しみです。でも彼らは普通の人間も魔法生物も信じて愛しています。最後、グリンデルバルドに打ち勝つのはやはり「愛情」だと思います。
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