四十六.箱根ラリック美術館

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四十六.箱根ラリック美術館

 えー、お久しぶりです。2022年ももうすぐ終わるということで毎年恒例の日帰り温泉旅行に来ています。公募は3分の2を書き上げましてあともう少し、これから毎日早起きして書けばなんとか帰省までに間に合いそうです←  去年は鎌倉だったので今年は箱根。温泉と豆腐料理を目玉に昼間は箱根ラリック美術館とはじめてのポーラ美術館へ。……が、バスに酔って早くも瀕死状態にorz こんなに酔ったのは修学旅行のいろは坂以来です。昔は酔わなかったのに……だからといって薬にはあまり頼りたくないのでバスに乗る前は何か食べようと誓いました(山梨までの高速バスはこれで平気だった)。  ガラス工芸家の巨匠ルネ・ラリック(1860〜1945)。彼はジュエリーでジャポニズムとアール・ヌーヴォーを代表し、転身したガラス工芸でアール・デコの王者になりました。香水瓶を見れば「あっ!」と思う方多いと思います。ラリック美術館は前にも行ったことがありますが、今回目を引いたのは彼が作った女性用灰皿です。20世紀になると喫煙は男性だけの特権ではなくなり、無骨な灰皿はお洒落な小道具に変身しました。今は禁煙の風潮が強いのでお洒落なお洒落なアクセサリー置き場にまた変身しそうです。  またラリックは昆虫をアクセサリーにすると右に出るものがいなかったと言われ、蝉は本物そっくりです。だからってペーパーナイフサイズの蝉がいたら悲鳴ものです← 本当に巨大なサイズなんだ!←  さて、ラリック美術館にはラリックが室内装飾を手掛けたというオリエント急行車両があります。 8ddbb2e1-1c8e-4d80-a4a1-c0fd9ed6aed6 758ec3ee-581d-4d11-80b5-13e3f73dad95 a40bffbe-348a-4ad1-a026-ba34b46be329  この車両は1929年パリ〜フランス南部を結んだコート・ダ・ジュール号。後々イスタンブールまで走るようになり、2004年に引退、ラリック美術館所蔵になりました。中は喫茶店になっていて、現地で予約すると中でお茶が出来ます。 cab6ad38-99fa-43fc-86d9-04dee4e39773  殺人事件は起こってたまるか、ですが気分はクリスティーです← 空きっ腹だったので大変美味でした。  食べ終わったらいざ、ポーラ美術館へ。果たして歩いて行けるかな!?
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