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「遥、裕香の気持ちが分かったか?」 俺の言葉に『あぁ』と答えた遥。 裕香が泣いたのが分かり、頭を俺の胸へと引き寄せる。 「あんさ、俺は思う訳よ。トコトン話し合うた方が良いと。何回も、何十回も、何百回も、話し合って今後を決めるってどうよ?」 恭平の言葉を聞いて『そうだな』と答えた俺と俯いた裕香。 そして『あぁ』と答えた遥。 裕香が落ちたのを確かめたくて『裕香、飯頼む』と言うと頷いた裕香が俺から離れたから、リビングを出て、バスルームに向かう。
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