恋のお話を140文字以内で。
82/82
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
67人が本棚に入れています
本棚に追加
/
84ページ
「恋人っているんですか?」 グラスを口元に運ぶ手が一瞬止まる。視線だけ向けて彼は言う。 「いない。でも……」 好きなひとはいる、と。 店内の喧騒が、ひどく遠くに感じた。 「脈はありそうなんですか?」 こぼれ落ちた声は、驚くほど揺れていた。 彼は口の端を上げて
微笑
(
ほほえ
)
む。 【
大
(
おお
)
いに脈ありのようだ。】
/
84ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
67
スターで応援
2,000
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!