石の惑星

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この日はその後明澄さんからの連絡はなく、29番星が沈む頃に僕は昨日明澄さんに教えてもらったショッピングモールに出かけた。 石の惑星に滞在する日程は65日あるため、まだお土産を買うのは早いと思いながらも、お土産屋さんを散策した。 1時間ほど散策していたら少しお腹がすいてきた僕は、ショッピングモール内のレストランで食事をすることにした。 石の惑星には水はないが、水の惑星と同じような魚調理のレストランに入ることにした。 僕はレストランの魚は、昨日明澄さんが教えてくれた魚の養殖のための貯水池で育成したものだろうと思った。 レストランに入って席に着くと魚の生調理があって、これを注文して食べてみると調理はまずまずの味でおいしくて僕は全て平らげた。 その後僕はホテルに戻ってシャワーを浴びて、ベットに入って眠りについた。 何時間寝たのかはわからないけれど僕は電話の音で目を覚ました。 僕が起き上がって電話に出ようとしたとき、僕はお腹に激痛が走った。 幸い電話はベットの横のテーブルにあったため、何とか手を伸ばして受話器を取った。 「お客様、明澄様が1階ロビーにお見えです。」 ホテルのフロントからの電話だったが僕は、 「すみません、お腹が痛くて動けません。  助けてください。」 とすぐに助けを求めた。 少しするとホテルのボーイと明澄さんが僕の部屋に入ってきた。 「ひろしさん、大丈夫ですか?」 明澄さんが声をかけてくれたが、僕はお腹の痛みがひどくて返事ができなかった。 僕は病院に急病移送されてすぐに検査を受けることになった。 僕はほとんど意識のない状況になっていて、自分がどのような状況なのかもわからなくなっていた。
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