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序章
何処だここは?
目が覚めると男は見知らぬ部屋のベットに横たわっていた。ベット下の間接照明が点いており、薄暗い室内にはベット、テーブル、ノートパソコン、テレビが置かれている。窓など外を確認出来る場所は何もない。広さはビジネスホテル程度といった所か、、、
外傷は特に無し。辺りを見回すとテーブルの上にはノートとペンが置いてあった。そしてベットと反対側の壁は鏡張りになっているようで、自分の顔がチラチラ映るので鬱陶しい。
「バンッ!」急に照明が点き、眩しいほどの光を浴びる。そして、枕元のスピーカーから
「気さくなおばちゃん」の声が聞こえてくる。
「おはよー。まだ現状をよく把握出来てはいない君の為に説明しちゃいまーす。」
ん?どういう事?
「貴方は借金し、多重債務者となり、度重なる警告を無視したために、ワレワレに捕まっちゃいました(笑)」
はぁ?
「そこで最終最後のビックチャ~ンス♪
ここで30日間アルバイトをするだけで借金は完済、元の生活へ戻れる大大大サービス」
何を意味の分からん事を、、、
大体こんなことして...
「話は最後まで聞こうね。そもそも君には選択する権利なんてないんだから...」
なんか急に怖い。。。
「ベットと反対側に注目!」
「注目出来たかな? では、ポチっと」
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