役起たずから卒業

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 リラはさっさと服を脱いで下着だけになった。  オシャレな黄色いブラと黄色い可愛いショーツのリラ。    スタイルもよく、綺麗なリラに結沙は思わず見惚れていた。 「もう、何してんの。早く脱いでって言ったじゃん」  そう言って、リラは結沙のズボンを脱がせた。 「あ…」  下着越しに、結沙のモノがもう育っているのが解る。 「ふーん。もう育っているんだ」   「わぁ…」  リラに触れられて結沙は驚いていた。  初めて感じる感覚。  でもとても気持ちよくて。  今まで女性に奉仕されても、こんなに感じたことがなかった。  リラの手の感覚がなんとも言えないくらい、心地よくて。  このままイってしまいそうなくらいで…。   「ちょ、ちょっと待って! 」  ん? と、動きを止めてリラは結沙を見た。 「もういいから。…」 「なんで? 初めてなんでしょう? 」 「そうじゃなくて…」  手を伸ばして、結沙はギュッとリラを引き寄せて抱きしめた。  ほっそりしているリラの身体は、ちょっと冷えていた。  そんなリラを感じると、結沙は愛しさが込みあがってきた。 「俺がしたいから…」  と。  ゆっくり、結沙はリラの唇にキスをした。    結沙の唇はとても暖かく、優しい…  その唇を感じると、リラは気持ちがスーッと軽くなるのを感じた。  結沙はゆっくりと、リラの唇を吸い上げていく…。  柔らかくてちょっと、ひにゃりしていたリラの唇が、結沙が吸い上げるたびに温かくなってゆくのを感じる…。    軽く吸い上げられていた唇が、だんだんと激しく吸い上げれてゆく…。    スルっと、歯列を割って結沙がリラの口の中に入ってきた。 「っ…」  息継ぎも惜しむくらいに、口の中をいっぱいに犯されてしまい。    体が反応してきたのをリラは感じた…。    激しいキスをされながら、ゆっくりとベッドに押し倒されたリラ。    キスをしながら結沙はリラを見つめてきた。  目と目が合うと恥ずかしそうに、ちょっとだけ視線を落としたリラ。 「リラさん…。好きだよ…」  スーッと、結沙の指先がリラの首筋をなぞった。 「こんなに体から喜びを感じたこと、今までなかったから…」 「…こんな私のどこがいいの? 」 「全部好きだよ」 「全部? 」 「そっ、リラさんの全部が好き」    言いながら、スルっと肩紐を下ろしてゆく結沙。  ふんわりと、柔らかいリラの胸は、まるで雪の中に置かれているガラスのようで…そっと触れないと、壊れてしまいそう…。  結沙の指先が胸に触れると、リラの体が大きく反応した。 「リラさん…」  ギュッと、覆いかぶさってくる結沙の体温を感じたリラ。    暖かい…そして優しい…  トクン…トクン…と、伝わって来る結沙の鼓動が心地いい…。  
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