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14話~親衛隊長~
食堂から不良と一緒に教室へ帰り、昼休憩が終わった。
マリモは、いない。
また、退屈な授業が始まる。
-------❁ ❁ ❁-------
『ふわぁぁ〜』
帰り学活が終わった。
凄く眠い。
簡単すぎた。
今日は放課後に親衛隊長会議がある。
それは4階の端にある会議室でやるから、2年のクラスがある2階から行くと、少し時間がかかる。
急ごう。
そんな俺は、不良が決意をした目で俺を見ていたなんて知らなかった。
-------❁ ❁ ❁-------
コンコン、とドアをノックしてから入る。
『失礼しますぅ〜』
「おう、」
この人は生徒会長の親衛隊長、永島朔だ。
バカの幼なじみだ。
前まではものすごくバカと仲が良くて、付き合っているんじゃないかっていう噂まであった。
それに、見た目がカッコイイ系の綺麗で、背は大きいが本当に女の子みたいだ。親衛隊長でなければ、絶対に親衛隊があったと言われている。
ただ、中身が凄く男っぽくて、憧れる。
『朔先輩〜!今日もかっこいいですねぇ〜!』
「ありがとな、」
照れて、頬をかきながら言う。
「おぉ〜!愛兎じゃん!!久しぶり〜!」
この人は副会長の親衛隊長、田辺碧だ。
この人は腹黒の親友で、ものすごく仲が良かった。
そして、見た目は小柄で、少し目つきは悪いが、可愛い顔をしている。この人も親衛隊長でなければ親衛隊があったのだろう。
この明るい性格には凄く敬服する。
『碧先輩〜!今日も元気ですねぇ〜!』
「碧って呼んでって言ってるし、敬語も要らないもん!ブーっだ!」
可愛く頬を膨らませる。
『碧!今日も元気だねぇ〜!』
「うん!愛兎もいつも通りだね〜!」
笑顔でこっちを見ながら言った。
🍙🍙🍙🍙
お久しぶりです...!おむです...!
テスト終わりました!
疲れました...( ˟꒳˟ )
話は変わるんですが、登場人物が増えてきたので、一段落したら人物紹介とかって作った方がいいですかね....?
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