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1話~悪夢~
はぁ、、はぁ、、はぁ、、はぁ、、、ッッ
やばい、あいつがくる、あいつが...
俺は自販機の陰に隠れた。
「愛兎く〜ん♡どこかなぁ?」
ザッザッザッと歩く音がする。
あいつが近づいてきた...
4m、3m、2m、、、
どんどん距離が近づく。
俺は息を殺して...
「あっ♡愛斗くんみ〜っけ♡」
冬の冷たい風が大きく吹いた....
-------❁ ❁ ❁-------
アラームの音で目が覚めた。
身体が汗でびっしょりだ。
あぁ.....夢なんて久しぶりに見たな....。
『やっぱ忘れちゃダメなのか。これはあいつを信じた俺への戒めか...?』 ぽつりと呟く
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