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日常
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ
「…………うーんぅ」
んぅ?なんだぁ、もう6時かぁ?
俺はスマホをまだ光になれていない目で凝視しながらタイマーを止める。
後もう5分だけ……………。
俺は目を閉じ再び夢の中へと入る
「やばいやばいやばいやばい!!」
完全に寝坊した!今の時刻は7:40分俺は直ぐに顔を洗い、歯を磨き、制服に着替えすぐさま高校へ向いながら徹夜してゲームするんじゃなかったと後悔した。
俺こと如月灰蛇は絶賛だいピンチだ
8:17分、遅刻まで残り3分
「うおぉーーーー!!!唸れ俺のアクセル筋!!もってくれよ俺の体ぁ!!」
全力で走っていること数分後、俺は校門の見えるところまで来ていた。ん?あれは………人影?
8:18分残り2分
やばい!数いるドS教師のなかで一番ドSと言われている体育教師の佐々木が校門に立っている!絶対俺の事を妨害する気だ!。
「ちょ、先生退いてください!」
無駄だと思っているが俺は大声で先生に叫ぶと先生は
「走れ如月!!まだ間に合う!!」
うお、マジか珍しく先生が大人しく退いてくれた、なんか良いことでもあったのかな?
俺はそのまま全速力で駆け抜ける。
「うおおぉぉぉおああああ!」
俺は若干悲鳴のような叫び声をあげながら校門に入る。
「はぁっ、はぁっ、間に合った」
あ、後は教室に1分以内に入れば………遅刻はしない!
俺は息を整えていると佐々木が俺の目の前にやってきたその顔はとてもニコニコしている、きっと俺が無事に登校できたことを喜んでくれているのだろう。
「おう!頑張ったな」
「はい、それにしてもドSの先生が素直に退けてくれてとても助かりました、ありがとうございます」
と言いながら俺は走り去っていった。
「はぁ疲れた」
教室に入りながら汗を拭うと俺はあることに気がついた。
「え?お前らなんでこっち見て笑いこらえてんの?」
そう、何故かクラスメイト全員が何故か笑いを堪えていた。
「いやだってよ灰蛇…………ブッフォww」
相変わらず竹田は独特な笑い方してるな、俺はどうせろくでもないことだろ、と思いながら俺は席へと座った。
俺は席に座ると何か違和感がある……………なにかたりないような?
すると担任の福崎先生が俺の前に来た、福崎先生は幸いドS教師では無い為、このクラスになった時はめっちゃ喜んだ記憶がある。
「なぁ、如月……リュックはどうした?」
………………………………ああああああぁぁ!!だからか!?だから佐々木はあん時ニコニコしてたのかよ!!
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