君は向日葵
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Dear 夏の君 君は、向日葵っていう 名前だったんだね。 いつも、僕を守ってくれた。 ちいさな僕を、守ってくれた。 暑い日も 雨で少し寒くなった日も 僕は君に守ってもらった。 名前も知らない僕を 守ってくれた。 僕はそんな君の背中を見ていた。 憧れて見ていた。 君はとても凛々しかった。 でも、あるときから僕は気づいたんだ。 君は日に日に 僕と距離をとりはじめていることに。
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