君は向日葵

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僕はショックだった。 しょんぼりとして俯くと 君のその涙は地面に落ちたまま 何故か消えていなかった。 だから僕はお家に持って帰ることにした。 全部は手に持てなかった。 だから僕はその涙を一つだけ 持って帰ることにした。 持って帰った先で 友達に教えてもらった。 「あれは、向日葵って言うんだよ」 そうだったのかと思った。 君は向日葵って名前だったのかと その時知った。
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