ことりの行水

【ジェンダー】生理は個性

ネタは新鮮なうちに叩いておかなければと思いました。
皆さんご存じロリエさんの炎上ネタです。

前のページから何の関連もない内容です。
こんな感じで、その時のノリとテンションで書き進めていきます。

え ？
ブログでやれって？
画像貼ったりフォント選んだりがめんどくさいんですよ、私。

＊

2020年８月現在、新型コロナが猛威を奮っています。
この猛暑の中、マスクで接客はマジしんどいです。

新型コロナが流行し始めた頃、こんなツイートが流れてきました。

『神社での参拝ルールやマナーは元々疫病の感染予防だった』

なるほどなぁ……と、思いました。
というのも……。

昨年大晦日、シフトの関係で奇跡的に休みになりました。
奇跡です。
しかし……よりにもよって生理が来てしまいました。

年明けと共に初詣を計画していた私は大慌てで、生理で初詣に行っていいのか調べました。
結果……よくわかりませんでした。

「そういうルールだからダメ」派と「体調が良ければいいよ」派で意見が真っ二つ。

まぁ、行かない方が無難か……と、結局初詣を諦めました。

明言はされていないものの、これまでの感染経路から見るに、恐らく生理の経血を介しての新型コロナ感染の可能性は高いと思います。
トイレ掃除などもする店舗スタッフとして、このあたりはしっかり明言して欲しいところではありますが。

“生理の経血を介して疫病(新型コロナ)に感染する可能性がある”

これがもし、平安時代だったら…… ？

ナプキンなんてもちろんありません。
疫病に関する知識もありません。

疫病に感染したら「呪いだ ！ 祟りだ ！」ってなります。
ナプキンがなくて垂れ流しの経血を介して疫病に感染したら「穢れだ ！ 不浄だ ！」って話になるのは、想像に難くありません。

こうして残ってしまった、
「生理は穢れ」
「生理は不浄」
の観念を打ち砕く為に、生理用品のパッケージはやたらキラキラしていたり、キャッチコピーはポジティブなものでなければならなかったのでしょう。

ただ、現在における生理のテーマは、
「穢れや不浄といったネガティブイメージを払拭する」
から、
「生理の正しい知識を理解する、してもらう」
に移行していると思います。

その移行期だからこそ、起きた事件でしょう。

「穢れや不浄といったネガティブイメージを払拭する」
という観点から生理関連の諸症状に個人差があるというのを無理やりポジティブイメージのある言葉に言い換えた結果、
『生理は個性』
となってしまったのではないかと。

＊

キャンペーンサイトの冒頭には、

誰かが生理で休んだとき、
「お大事に」って口では言ったけれど、
心のどこかでは「生理で休むなんて……」と
思ってしまうことがあったり。

と、あります。

ネットニュースでは「生理で悩んだことのない、症状の軽い女性のアイデアとありました……が。

私たち人間は、我慢していると自分と同じだけの我慢を他人にも強要します。

生理がしんどくても鎮痛剤飲んで我慢して必死に仕事をしている人は、生理中の他の女性にも同じだけの我慢を強要します。

「生理で休む」
なんて同僚の女性が言い出したら、我慢している女性は当然、
「はぁ !？ 私がこんなに我慢して我慢して仕事してんのに生理で休む !？ ふっざけんなコノヤロー !! チータラぶつけんぞ !! 」
ってなります。
鎮痛剤飲んで我慢して必死に仕事していたこれまでの自分が全否定されますので、許せませんし認められません。

あるいは……。
生理“自体”は本当に軽い女性なのかもしれませんが、何かしらの我慢をしているから我慢せずに生理ごときで休む女性が許せない……というのもあると思います。

本当に生理も軽く、身体的にも精神的にも余裕がある女性の場合、同僚が生理で休んでも何とも思いません。
何かしら思うということは、何かしら抱えている(我慢している)ものがあるのではないかと。

とはいえ……まぁ、どう足掻いても八つ当たりですが。

＊

というわけで。

ロリエさんの炎上については、
「ですよねー」
としか思えませんが。

多くの女性が様々な媒体から生理のリアルを発信できたという観点から見たら……意味があった……の、かな…… ？

＊

ちなみに私はソフィのオーガニック100%のはだおもいを愛用しています。
一度使ったらもう戻れません。