世界の糸

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王女様はこの日を境に1日の大半を眠り続ける様になりました。それと同時にこの国には如何なる災厄も降り掛からなくなりました。 「姫様……」 何時も傍にはじいやの姿がありました。 彼の願いはたった一つ。 「どうか、無事にお目覚め下さいませ」 それだけを日々、切に願った。
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