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じいやは連日連夜続くお姫様の悪夢に不信を抱き、彼女の父であるこの国の王に進言しました。しかし、王は「偶々続いているだけだ」と取り合わず、王妃も同じ様な返事でした。
只一人、じいやの声に耳を傾けたのはお姫様より4歳年上の兄、エドワード王子でした。王子はじいやと共にお姫様の悪夢の原因を探し始めました。
その間にも二人は王と王妃に何度も進言していましたが、返答は変わらなかったのです。それに、実を言うとお姫様は王妃様のお子ではありませんでした。
王様にはもう一人王妃様がいらっしゃいました。
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