私の彼氏は幽霊君

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今日は胃が痛かったので胃薬を飲むんで仕事をしようとすると会社を紹介した知人の元彼氏の工藤ツカサが大丈夫かと声をかけてきた。 「仕事を頑張るのも良いけど程ほどにしないと彼氏ができないぞ」 「工藤さんこそ彼女できませんよ」 作り笑いで言った。 私だってツバキに出会わなければ恋なんて知らないでこの世を去っていたかもしれない。 「好きなやつはいるけど絶賛片想い中。お前も彼氏いないんだろう。付きやってやろうか。」 あいかわらずチャラいなと思いながら結構ですと言って仕事を始める準備をする。 顔会わせるといつも冗談ばかり言ってくる。 仕事の準備を始めると工藤ツカサも準備を始めるかと思えばまだ他の人と話していた。 私は仕事を始めた。 ※毛利ヒカリが仕事を始めたときにそろそろ仕事始めるかと工藤ツカサが仕事を始めようと動き出そうとしたときに同じくらいに入社し同級生の黒田カイトが話しかけてきた。 「お前まだ告白してないのかよ。前の彼女と別れたのは毛利さんが好きだから別れたんだろう。毛利さんって地味だけどモテるんだよな。」 仕事とだとマスクと眼鏡でほとんど顔なんて見えない状態にもかかわらずモテる。 俺が好きになった理由は顔だけじゃない。 もちろん顔も可愛い。 今思えば一目惚れしてしまったんだと思う。 始めてあったのは今から7年前のことだ。 ※7年前今の会社に新入社員で入ったばかりで夜に友達同士で居酒屋でお酒を飲んでいると今度合コンするんだけど参加してもらえないかと話をされた。 よくある話で人数合わせで来てほしいと言われたので断っても良かったが断る理由もなかったので行くことにした。 合コンする相手は三人とも大学生。 男三人女三人の合コンだ。 合コンする居酒屋に行くとケバい女とブリッコ女のが二人が座っていた。 もう一人は後から来るらしく先に始めていることにした。 30分くらいたったかもしれない。 ケバい女が後から来るはずだった子が来れなくなったと言い出した。 鞄からスマホを取り出しアルバイトが入って来れなくなってしまったらしい。 飲んでいる物もなくなったので注文をしようとタブレットで注文をすると一人の女性が注文された飲み物を持ってきた。 女性を見たケバい女がわざとらしくここで働いてたんだと話し出したので女性は何も言葉をかわさずにニコッと作り笑いをしてその場を去った。 その女性がヒカリだった。 「さっき話してた子が本当は来るはずだったんだけど地味な子でごめんね。」 その言葉を聞いて周りに先に帰ることにした。 「俺先に帰るわ」 男性軍はわかったと言ってくれたが女性群は何で帰るんですかとか帰らないでくださいよとか甘ったるい声で言ってきたが無視をして居酒屋を出た。 居酒屋を出るとさっきの地味といじられていた女性も仕事終わりのようでお先に失礼しますと言い裏口から出てきた。 覚えてないかもしれないが思わず話しかけてしまった。
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