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あのとき話しかけても無視されたが合コンの後に別の女性と付き合った彼女が偶然ヒカリと友達同士だったこともあり居酒屋で働いていることも知っているのでこまめに居酒屋に行っていた。
ヒカリと話すわけではなく働いている姿を見ているだけで良かった。
いつの間に常連客になっていた。
今日は会社が定時で終わすことができたのでいつもの居酒屋に行くことにした。
カウンターとテーブル席がありカウンター席に座りヒカリに注文しようとした。
「いつ物で良いんですか?」
ヒカリに言われたのでそれでお願いしますと
注文した。
亭主が話しかけてきた。
「ヒカリちゃんモテるでしょう。店で働いているやつのほとんどがヒカリちゃんのこと好きになちゃうから彼氏さんたいへんですよね。工藤さんもヒカリちゃん目当てで来てるお客さんも多いから工藤さんもその一人だと思いましたね。」
亭主に言われたことは図星だ。
「図星ですね。あの子は何も言わないですけど辛い思いしてきたと思うから辛い思いさせないでくださいね。」
ニコッとして言った。
言われなくてもわかっている。
困らせたくない。
頭の中で悩んでいてもしょうがないとわかっている。
ビールが出てきて俺はビールを一気飲みをした。
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